上海交通大学の国際教育学院は2000年5月に設立されました。
交通大学の対外中国語教育事業の発展は著しく、
留学生は60あまりの国から来ています。
現在公開されている情報によりますと、2010年度は
在籍留学生総数は4375名、内訳は下記の通りです。
■本科生:1491名 ■長期語学留学生:1896名 ■短期語学留学生:762名
上海交通大学は比較的若い世代に人気があり、世界各地から留学生が集まるため、
大学は学習環境の整備に力をいれています。
上海交通大学 国際教育学院は2000年5月に設立され、上海交通大学の責任のもとに世界各国から来華する留学生の募集(本科生、修士、博士)と管理、外国人に対する中国語教育および研究などを行う学院です。
学院の教学趣旨は、「海納百川 追求卓越 海は百川を納め、我らは卓越を追い求む」という教育理念を貫徹し、「グローバル戦略」の呼びかけに応え、教育の国際化をはかるとともに世界一流の大学を目指し、学生の学習意欲と進取の精神を培うことにあります。
上海交通大学国際教育学院は、学院事務室、学生募集事務室、教務室、留学生事務室、プロジェクト管理室、閔行総合事務室、漢語言語研究所、中国語学部、対外中国語教学センター、漢語言語工学、中国語検定センター、多次元文化研究所などの11の部門からなっています。これらの部門はそれぞれ留学生の募集、教学、管理などの教学関連事務を行い、英語版の上海交通大学ウェブサイトの管理や孔子学院と関連のある事業を担当しています。
上海交通大学は現在、徐匯・閔行・七宝・法華・盧湾の5つのキャンパスからなっており、敷地面積は4839畝(1畝=約99.174平方メートル)あります。メインキャンパスは閔行キャンパスになります。留学生が通う国際教育学院は、徐匯キャンパスにあります。徐匯キャンパスは上海交通大学の発祥地であり、大学の115年もの歴史が蓄積凝集されており、傑出した人物を排出しているため、上海の名所の一つとなっています。キャンパスの中には特色のある古い建物がたくさんあり、昔の風貌が残っています。現在は新しい建物が立ち並び、新旧の調和のとれた不思議な空間を作っています。徐匯キャンパスは上海市の繁華街に位置しており、留学生は中国語を学び、歴史を感受しながら、商業の発達した現代社会を体感することができます。
国際教育学院は、学院環境に多くの投資をしています。専用教室は43室、メディア教室は41室、LL教室は4室あります。さらに、徐匯・閔行キャンパスには留学生専用の寮を、設備完備で用意しています。
留学生が通う徐匯キャンパス周辺には、上海地下鉄11路線中4本が通っており、上海市のどこからでも通学がしやすいです。また、上海市の大きな繁華街の一つであるため、非常に多くのバスも上海交通大学の近くを走っています。
上海交通大学の周辺は、学生向けの大衆食堂や隠れ家的なバーなど様々なお店があります。大きめなスーパーは若干離れているものの、小さめの日系スーパーが交通大学南門近くにあります。市場も付近に有りますので自炊派の人でも快適に生活できるでしょう。